ASS工法
管きょの破損箇所を管内部より部分修繕する工法です。ガラスクロス及び不織布に可視光線硬化性樹脂を含浸積層させて補修材とします。これを補修装置に巻き付け、管きょ内の破損箇所へ引き込み、空気圧で管内壁に密着させてから可視光線を照射し感光硬化させます。
管きょの破損箇所を管内部より部分修繕する工法です。ガラスクロス及び不織布に可視光線硬化性樹脂を含浸積層させて補修材とします。これを補修装置に巻き付け、管きょ内の破損箇所へ引き込み、空気圧で管内壁に密着させてから可視光線を照射し感光硬化させます。
工場でガラスクロス4枚および不識布2枚に、可視光線硬化性樹脂を機会含浸積層(PETアルミフィルムで包装)させた補修材を準備し、施工の現場で開封し、その補修材を補修装置(シリコンスリーブ)に巻きつけ、管きょ内の損傷個所へ引き込み、空気圧で補修装置を膨らませることによって、管内壁に補修材を加圧圧着させ、補修装置内から青紫色波長の可視光線を可視光線硬化性樹脂を含浸した補修材に照射し感光硬化させて、下水道管きょの祖雲霄箇所を管内部より部分修繕する工法です。
本技術に使用する補修材は補強材として耐酸ガラスを使用し、可視光線硬化開始材を配合したビニルエステル樹脂を用いています。可視光線硬化開始材は波長380~450nM(青紫色可視光線)を受光すると硬化反応を開始します。標準硬化時間は約25分で、硬化時の温度は50℃以下です。